ぶどう畑の中のワイナリー・レストラン OcciGabi
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日本一美しいワイナリー作りが始まりました

株式会社オチガビのぶどう畑

余市の町は、古くから漁業と果物作りで栄えてきました。大きな暖流である日本海流は、この地に海の幸をもたらすと共に、果実の栽培にとって大切な温和な気候も与えてくれました。りんご、食べるぶどう、さくらんぼ、プルーン等に加え、ここ30年はワイン専用のヨーロッパ系のぶどうが生垣のような栽培法で作られ、栽培農家数は40軒、総面積も110ヘクタールとなりました。これは実は、日本一の数字なのです。なだらかな丘陵地帯がワインぶどうで覆われ、海の幸に恵まれた湾がその前面にある。この構図は長期的に見て日本一どころか、世界有数のワイン地帯作りのベースとして誠に申し分ありません。

私自身のワイン作り人生は曲折の多いものでした。20代半ばで西ドイツの国立ワイン学校に学び、ウィーン郊外オーストリアの国立醸造所でも研修を受けました。1977年に彼の地より持ち帰った40のヨーロッパ系ワイン用ぶどう品種を、最初は岩見沢と留萌の中間点にある浦臼町で育て、1988年からは長野県北部に転身。更に1991年から2012年の足かけ22年間は新潟市の砂地で、主にフランス・ボルドー地方の主力品種であるソーヴィニョン種のぶどう作りに精を出しました。

新潟でのカーブドッチの事業は一応の完成をみましたので、これで一区切りととらえ、人生の残りの20年程のワイン作りを、どこですべきかと考えました。その答えは意外と簡単でした。ドイツより帰国して30年の間に、私の持ち帰った品種が一番栄えているところ、それが余市町でした。40人のワイン用ぶどうの畑を作っていらっしゃる農家の方々にはとても頭が下がります。その景観は本場ヨーロッパよりもきれいな程です。「おいしいワインはきれいなブドウ畑から作られる」、と教えて下さったドイツの教授達の言葉がよみがえります。

現在ぶどうを作っていらっしゃる農家の方々、そして新たに入植してぶどうを植え、ワイン作りを目指す方々。私共のワイナリー運動が単なる企業活動に終わるとは思えません。日本一のワイン用ぶどう地帯、余市に於いて、覇を競いながら美しいワイナリー作りにいそしむ。町をあげての大きなうねりが今始まりました。

代表取締役 佐沢 雅美  専務取締役 落 希一郎

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