179.ワイン作りは北海道のどこで
2020/3/11 ワイン作りの観点から、と言うよりはdirectに「ワイン用ブドウ栽培」の視点に立って考えた揚げ句、私は余市を選びました。数日単位なら、今迄日本中を色々と視て歩きまし
ワイン作りの世界に身を置いて早や45年。念願の新ワイン法も2018年より施行され、本当の日本ワインの時代がスタートします。つきましては今後とも国内で「まともなワイン作り」を力強く牽引して行くつもりです。或る時は辛口に、そして或る時は軽やかに私のワイン作り雑感を書き連ねてみます。落 希一郎
2020/3/11 ワイン作りの観点から、と言うよりはdirectに「ワイン用ブドウ栽培」の視点に立って考えた揚げ句、私は余市を選びました。数日単位なら、今迄日本中を色々と視て歩きまし
2020/2/17 大寒、立春も過ぎ、今後は三寒四温を繰り返しながらも、気候は確実に暖かい方へと向かうハズですが、この時季に天気概況を見ていて一番気になるのが朝方の最低気温のことで
2020/2/15 昨年9月と此の正月、放送はNHKながら画面に出てくる人々を見ると、制作の陰の仕掛け人は北海道庁と思われる映像が流れました。或るフランス人が異常気象ゆえワイン作り
2019/12/28 昨今のGAFAの跳梁跋扈振りに、我が日本政府が大きな危機感を抱いています。対抗策として我がYAHOO JapanがLINEと組んだりしていますが、昭和22年に
2019/12/26 ワイン作りは99%「ワイン用ぶどう作り」と言ってもよいと思います。そしてそれは農業なのですから、「ワイン用ぶどうを作るということ」そのものは一種の「物作り」で
2019/12/16 昨年末の12月30日がTPP(環太平洋貿易協定)、そして今年2月1日が日欧EPA(経済協定)の発効日でした。国内ワインの製造現場では、この両協定が丸でボクシン
2019/12/14 熊本市に本社のある再春館製薬の若社長・西川氏が来訪しました。昨秋・今春・つい先日と3回続けてです。いくら私自身が熊本から車で南に1時間程の鹿児島県川内市(現在
2019/11/09 ヴァ―ン・ズィニッヒと発音します。ドイツ語の会話によく出て来る表現で、「何をバカな!」とか「そりゃ、むちゃくちゃや!」と、相手をバカにすると言うよりは論外だと
11月に入ってもぶどうの葉が落ちません。何を言うか、例年11月中旬が落葉のシーズンじゃあないか。それはそうでしょう、標準の年はね。でも私の計算法は違っています。 今シーズンは本
2019/10/20 先日、私と同じ町で私とは異なるワイン作りを指向しながらも、時々直かに意見を交換している「ドメーヌ・タカヒコ」の曽我君と電話で話した時のこと。 私が「国税庁
2019/10/01 グレタ・トゥーンベリ。スウェーデン出身の16才の人です。彼女の言っていることは何人(なんぴと)も反論が許されない程完璧に正しいと思います。現在71才の私など
2019/09/18 何という偶然でしょう。「新ワイン法」元年のこの年に、6年前・5年前に植えた我がぶどう達が素晴らしい実を付けています。収穫量も果実の成育も北海道ではきっと初めて
2019/09/16 今から40年以上前に西ドイツ国立の学校で、ぶどう栽培法とワイン醸造法を学びました。日本の大学と同様にセメスター(2学期)制でしたので、学年の始まりは9月で、次
2019/07/10 ヨーロッパの先進国やオーストラリア、ニュージーランドでは勤労者の休み方が我が国とは大きく異なります。年休制、いわゆるヴァカンス制で、週休や祝日に加え一年間に4
2019/06/30 地元北海道新聞が特集した、「新知事に注文」シリーズの第7回 (5月5日朝刊第2面)が強く心に残っています。「里山資本主義」の藻谷浩介氏が北海道庁の政治を痛烈に
2019/06/25 新しい、というよりは本物の法律が施行されて、ワイン作りの業界は大混乱中とはいえ、確実に正しい方向へと梶を切りつつあります。そんな最中、矢張りというべきか新たな
2019/06/23 4月のよく晴れた日に30才前後の夫君ドイツ人、奥様日本人のカップルが来訪しました。現在はドイツの南部ミュンヘン市郊外に住んでいるそうで、ご主人がターボエンジン
2019/06/22 余市町長がお連れになりました。視察とのことです。頂いた名刺には中華人民共和国農業農村部部長 韓 長賦 (Han ChangFu)とありました。ちょっぴり不思議
2019/04/26 気持ちは札幌市民、心は余市町民。 余市のこの地にぶどうを沢山植えてワイナリー&レストランを建て、敷地の中程は見栄えのするガーデンも配置してと、この6年間は
2019/04/22 人間が、少なくとも我が日本人が口に入れる物、言い換えると「食品」の多くは農村(これも言い換えると「田舎」)に由来するものです。ごはんもパンも味噌汁もバターも牛